上永谷中学校2年の生徒4人が10月25日、港南区大久保にある歯科技工物の製作を行う「(株)コアデンタルラボ横浜」を訪れ、職業体験を行った。
生徒は午前中、歯科治療で歯型を取る際に使用するアルジネート印象材を用いて、自分の指の模型づくりを実施。また、午後には歯の配列を学び、人工歯を土台に埋め込む義歯づくりを体験した。このなかで、生える位置により歯の大きさや形が違うこと、歯の中心部を境に左右対称であること、多少ズレがあっても自然な歯並びを望む患者もいることなどについて説明を受けていた。
自身が矯正歯科にかかっていることから興味を抱き、今回の職業体験に参加したという半田茉那さんは「入れ歯は歯医者で作られていると思っていた。細かな作業だけど、図工のようで楽しい」と感想を述べた。また、指導にあたった同社の坂本俊之さんは「職人の仕事、物づくりの楽しさも感じてもらえたら嬉しい」と話していた。
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