絵本の力を考える 講演や工作など
ゆめおおおかオフィスタワーで11月8日、港南区区民企画運営講座「子どもの本の教室」が開催された。
同講座は昭和50年度に子ども達がすばらしい絵本、児童文学と出会えること、大人も子どもの本を楽しむことを目標にスタートし、今年で36年目を迎えた。
今年度のテーマは絵本を通した子どもと大人のコミュニケーションづくりなど「本のチカラでできること」。全6回で構成され、絵本作家や昔話の研究家などを講師に招いた講演が行われたほか、図書館司書によるおすすめの本の紹介などが企画されている。
4回目にあたる当日の内容は、運営委員によるお楽しみ企画として、親子で出かけられる絵本にまつわる店・施設の紹介や、しかけ絵本の手法を応用したポップアップカードの作成。
講座には1歳の子ども連れの主婦から60代までの幅広い世代が参加し、バースデーカードやクリスマスカードを作成した。受講生からは「家で子どもと作ってみようと思う」との感想も聞かれた。
かつて受講生だった講座運営委員代表の久保田香奈恵さんは「この講座は人と人とが出会う場所でもある。私も運営、企画を始めたことで色々な人に出会い、勉強になっています」と講座の魅力を語った。
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