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港南区・栄区版 公開:2011年12月8日 エリアトップへ

福聚院成田住職 大川小学校で冥福祈る 被災地を視察 救援物資も

公開:2011年12月8日

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慰霊碑の前で冥福を祈る成田住職(同協会提供)
慰霊碑の前で冥福を祈る成田住職(同協会提供)

 (社)横浜市火災予防協会は防災視察研修会として宮城県の被災地を11月15日、16日の2日間にわたって視察した。港南区からは同協会会員で、福聚院住職の成田秀之さんが参加した。

 視察団は石巻市や松島町などで被害状況と現状を視察。石巻市では津波被害で全校児童108人のうち74人、教職員13人のうち10人が死亡または行方不明となった大川小学校を訪れた。視察団全員で慰霊碑に献花した後、成田住職の先導で般若心経を唱え、被害に遭った人への冥福を祈った。

 また、成田住職は協会ではなく個人の活動として、港南区内の京急百貨店や横浜信用金庫上大岡支店、三浦藤沢信用金庫港南支店、特定非営利活動法人「七和会」などの協力によって集めた物品を持参しており、石巻市に寄贈した。寄贈したのは幼児玩具、陶器、歯磨きセットなど生活用品で成田住職自身もバスタオル240枚を用意したという。これは石巻市の亀山紘市長が神奈川大学出身で、成田住職も同大学で職員として勤めていた縁があったことから実現したもの。

 成田住職は視察後、「大川小学校では保護者が子どもを探している姿があった。被害に遭われた子どもたちのことや、子どもを亡くしてしまった保護者の心情を思うと、涙が止まらなかった」と感想を述べていた。

 成田住職は今までも個人の活動として、4月に福島県いわき市に救援物資を届けているほか、5月に炊き出しも実施。震災発生後から精力的に被災地へ支援活動を続けている。
 

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