「第3回港南区中学校防犯サミット結果報告会」が11月25日、港南警察署講堂で開催された。
これは区内全中学校が学校単位で身近な犯罪について研究するもの。中学生自身がテーマを決めて調べることにより、非行防止や犯罪に巻き込まれないようにする意識を高めることを目的に港南署が3年前に独自に企画し、現在では神奈川区など他地域にも広まりを見せている。
当日は各校の代表生徒が出席。1年間かけて研究した結果について、それぞれ発表した。このなかで丸山台中学校は「中学生の犯罪として身近なことはどんなことがあるか」をテーマに、起こりうる事案について全校生徒へアンケートを実施。「万引き・盗み」が過半数を占めた結果をもとに、シナリオ作りから出演、撮影まですべて生徒が手がけ、人が犯罪に手を染めていく様子をまとめたドラマを披露した。
このほか、警察官に講師を依頼して学習した護身術、学区内のコンビニエンスストアにおける中学生の利用状況や問題点など、各校が充実した活動内容を発表していた。
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