大久保最戸地区社会福祉協議会と大久保最戸連合町内会は11月29日、「ハートのあるまちづくり講演会」を大久保東中西町内会館で開催した。これは障害者を家族にもつ地域住民に講師として介護にまつわる話を語ってもらい、参加者と思いを共有するのが目的。
このなかで中野美奈子さんは、自閉症の子どもが万引きの意識はなく店の商品を持ち帰ってきたエピソードを紹介。地域の商店に状況を説明して協力を仰ぐと、「いつも見守り、些細なことでも報告してくれるようになった」と話した。
また認知症の両親を介護した田中和子さんは、亡くなる直前に母が「ありがとう」と何度もつぶやいたと話し、「認知症の人は介護してくれる人が大好き」と述べた。また、介護者自身が疲労をため過ぎないよう、月1度はカラオケ等で気分転換すべきと話していた。
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