港南区獣医師会と港南キャッツアイ連絡協議会は特定の飼い主がいない猫30匹を対象に、無料で不妊去勢手術を実施している。
これは横浜市内で1年間に多くの野良猫が安楽死処分されている現状を受け、両団体が野良猫の数を抑制しようと続けているもの。具体的には、自宅で飼ってはいないが、定期的に餌やりをしているなど、日常的に面倒を見ている猫を想定している。
この手術は同獣医師会に所属している17病院(表)で受けることが可能で、申し込みは先着順で5月末まで。ただし、ケースによっては有料となる場合もあるので、詳細は事前に各病院へ問い合わせを。
同獣医師会の会長で、連絡協議会の代表も務める港南動物病院の太田雄一郎獣医師は「1匹でも多くの猫に手術し、不幸な野良猫を減らしていければ」と話している。
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