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港南区・栄区版 公開:2012年2月2日 エリアトップへ

創立30周年記念講座を開催する港南台社会福祉協議会の会長 森 博子さん 港南台在住 67歳

公開:2012年2月2日

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継続の鍵は自然体

 ○…福祉相談会や独居老人を招いた昼食会など、様々な福祉活動を行う港南台社会福祉協議会。なかでも交互に毎年開催しているチャリティバザーと蚤の市は地域の恒例行事として定着し、来場者は毎回1000人を超える。「自治会やPTA、企業、商店、福祉団体も当然のように協力してくれ、地域が一体となった」と目を細め、「これも30年の歴史があってこそ」。歴代の先輩から会長職のバトンを受け継ぎ、今感じるのは「継続」の重みだ。

 ○…子育てが一段落したのを機に就職。経理として会社勤めをしていた頃、「いずれ仕事を辞めたら地域に関わりたいと考えていた」。それは漠然としていたが、ごく自然と頭に浮かんできたものだった。「私の親も地域行事や子ども会の活動に携わっていた。そんな姿を見ていたからかな」。21年前に退職すると、早速地元の自治会長に就任。民生委員児童委員としての活動は17年目を迎えたが、地域活動は「好きとか嫌いとかではない」。しかし人は一人で生きられず、少なからず地域の世話になっていると信じ、「少しでも皆のお役に立ちたい」。力まず、自然体で活動に励む。

 ○…福祉施設の余暇支援事業として、障害者に折り紙を教えるボランティアを約10年間続ける。リピーターが多く、「話を聞いてほしいみたい」と、紙を折りながら好きな芸能人などのおしゃべりに花が咲く。一方、「自分だけの時間を持ちたい」と自身も月2回折り紙教室に通い、暇を見つけてはノートに記した折り方を見返して楽しむが、そんなひと時にも「あ、次はこれを教えてもいいかな」と、彼らの顔が目に浮かぶ。

 ○…地域行事の回を重ねる度、「子育てに忙しく経済的にも大変な時期」にある若い世代の参加者が増えていると喜ぶ。「知恵や経験が豊富な高齢者に若い力が加われば、すごいパワーになる」。先輩の背中を見て自然と受け継がれる志。そんな地域活動を望む。
 

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