日野中央にある成寿山善光寺(黒田博志住職)で2月3日、節分追儺式法会が執り行われた。
豆まきに先立って行われた法話では、観音寺(栃木県)の黒田法正住職が、「ありがとう」は幸せに導く言葉であると説明し、「生きているもの、ご飯、あらゆるものに対して毎日1度でも多く唱えれば幸せな方向に導かれる」と話した。
その後、黒田博志住職による「良い春を迎え、皆さんで元気を出していきましょう」とのあいさつを合図に、豆まきが開始。友綱部屋の魁聖、魁ノ若、魁ノ鞍、魁ノ隆の4力士が豪快に豆をまくと、檀家を中心とした約300人の参加者は福豆を求めて一斉に腕をのばしていた。
同寺で行う豆まきに力士を招いたのは今回が初めて。この理由について黒田博志住職は、「昨年は悲しい出来事があり、少しでも盛り上げることができればと思った」と話し、「無事に法要ができて良かった」と安堵の表情を見せていた。
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