港南歯科医師会(撫養(むや)勉成(やすなり)会長)は6月7日、港南福祉保健センターとの共催で未就学児を対象とした歯科検診イベントを港南区役所で開催した。
これは6月4日から10日の「歯の衛生週間」にあわせて同会が毎年実施している企画で、当日は168人の子どもが参加。会員の歯科医師17人が検診や虫歯予防に効果のあるフッ素の塗布にあたったほか、新横浜歯科衛生士専門学校の学生6人も実習として運営を手伝った。
検診を受けた1歳10カ月の笠羽夏歌(なつか)ちゃんの母・亜紀子さんは、「フッ素塗布は1回だけでは効果がないそうなので、定期的に歯科医院に通うようにしたい。虫歯になったらかわいそうだから」と感想を語った。
撫養会長は子どもの虫歯予防について、「なるべく早い時期から噛みごたえのある食べ物を与えてほしい」と食生活の重要性を説明。また、「子どもの反対咬合(受け口)を心配されて来院する親御さんが多いが、永久歯に生え変わると正常に戻るケースも多いので乳歯の時期は様子見でもよい」と話していた。
|
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|