浴衣の着付けを習う教諭
横浜市立中学校教育研究会技術・家庭科研究部会は６月20日、市内中学校で技術・家庭科を教える教諭を対象とした浴衣着付けの研修会を開催した。
これは文部科学省が定める新学習指導要領により、２０１２年度から中学校の家庭分野の授業で和装の着装が扱えるようになったことを受け、指導力の向上を目指して企画された。
当日は（株）さが美（本社・港南区下永谷）が運営する「さが美きもの文化学苑」の着付け教室を会場に行われ、約30人の教諭が参加。同教室の講師から浴衣の着付けの指導を受けた。
研修に参加した区内の中学校に勤務する教諭は「１回習っただけではまだ不安。またこういった研修があれば参加したい」と話したほか、開催を担当したある教諭は「今後も研修を積み、生徒に日本の伝統文化である和装の良さを伝えていきたい」と語っていた。
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