港南台第一中学校 中学生が防犯指導 園児に歌と踊りで啓発
港南台第一中学校の3年生10人が8月30日、港南つくしんぼ保育園で年中・年長児を対象に防犯講座「防犯寺子屋」を開催した。
同中は区内の犯罪発生状況や原因を調査する「港南区中学校防犯サミット」に参加し「子どものうちからの防犯」をテーマに取り組んでいる。防犯寺子屋は本来は港南防犯協会と港南警察署が実施しているものだが、今回防犯サミットの一環として初めて中学生が主体となって実施した。
当日は歌詞に防犯標語を盛り込んだ歌に合わせて園児と一緒に踊り、園児が安全に生活できるように啓発を行った。講座の冒頭では手品を披露するなど、園児の関心を引く工夫を凝らし、外出時に周囲の人に声をかけることや知らない人についていかないことなどを指切りげんまんで園児と約束。終盤には「もっとやって」とせがむ園児もいたほど楽しんだ様子だった。
同協会の担当者は「指導を行うことで中学生の規範意識づくりにも役立つ。他の中学校にも活動が広がっていけば」と話し、今後に期待を寄せていた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>