港南区・栄区版 掲載号:2012年10月18日号
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発達障害者の会合を開催する地域活動支援センター「いなほ」の所長 小野 義浩さん 東京都文京区在住 39歳

認め合い障害支える

 ○…一般社団法人みのりの里が運営する地域活動支援センター「いなほ」の所長を務め、10月19日に発達障害者が様々な悩みを話し合う場として「横浜 発達障害をもつ人の明日を考える会」を企画する。一見、健常者に見えるため、周囲に理解がされにくい発達障害者。同じ悩みを持つ人が集まることで、少しでも気持ちを楽にしてもらえれば、との思いがにじむ。 

 ○…「仕事も遊びも仲間作りもここでできる」。いなほは身体障害以外の精神、知的、発達障害などを持った人の通所型作業所だ。現在様々な障害のある約20人が軽作業や昼食作り、レクリエーションなどに参加している。そんな活動を通じて人とのコミュニケーションを学び、一般的な生活習慣を身に付け、自信を持ちながらステップアップしていくことが目的だ。作業所は一般社会で働くことが難しい障害者にとって地域での「居場所」。些細なことでも1人ひとりに「ありがとう」と伝えるのは「認めること」が彼らの自信につながると知っているからだ。

 ○…一般企業で社会人として働き始めたころ、障害者に対し、社会から隔離された印象を持っていたという。そんな折、障害者の外出を手助けするボランティアをすることに。障害者が当たり前に街に出かける姿を目の当たりにし、「障害のある人も普通に地域で暮らすのが今の福祉なんだ」と感銘を受けた。それから「自分も福祉に携わりたい」と福祉の道へ。障害者の相談員や福祉施設職員などを15年ほど務め現在に至る。

 ○…今年4月にいなほを開所。移動の負担が少ない港南中央駅のすぐそばに開所したのも「気軽に来てほしい」という思いから。その立地を生かして今回の会合をはじめ、施設1階で障害者の絵画展示、カフェスペースの開設予定など利用者の期待に応えるべく行動中だが「主役は利用者。自分は黒子」という姿勢は崩さない。これからも影に徹しながら現場を支えていく。
 

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