高齢者をお寿司で慰問 港南台LCが奉仕活動
横浜港南台ライオンズクラブ(碓井義彦会長/社会福祉法人育生会)は10月7日、高齢者に対する慰問として、保土ケ谷区にある特別養護老人ホーム「よつば苑」の利用者に、握り寿司などの料理を振る舞った。
これは各地区のライオンズクラブが一斉に奉仕活動を行う統一奉仕デーの一環。同クラブは日本を支えてきた高齢者への感謝を込めて10年以上にわたって慰問を続けている。
当日は同クラブ会員12人が参加。車いすを押すなどして利用者34人を居室から食事場所に案内した後、ピアノ演奏とともに一緒に歌を歌って交流を開始。握り寿司や芋煮などの料理が提供されると「わあ、すごい」と利用者から歓声も。食が細い利用者も「普段はお寿司を食べていないので、おいしい」と口に運んでいたほか、おかわりをする利用者も多く、満足そうだった。
料理は同クラブ会員の山泉篤さんが飲食業の「(株)せんざん」を経営していることもあり、同社の職人が施設の厨房で作るなど本格的。山泉さんは「年に1回、息子代わりになって活動をしている」と思いを語っていたほか、同クラブ第1副会長の熊本豊さんは実行委員長として「お金を払うだけの奉仕ではなく、なるべく自分たちが動く奉仕をしたい」と活動を振り返った。
よつば苑の施設長でもある碓井会長は「毎年楽しみにしている利用者もいる。施設長としては活動に感謝をしている」と話していた。
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