野球チームコーチら表彰 AED操作で人命救助
港南消防署(加藤雅之署長)は心肺停止で倒れた70代の男性に救命措置を行ったとして、11月18日に日野南安全・安心ステーションで清水結美さんと小黒貴司さんに感謝状を贈った。
男性が倒れたのは10月14日、日野南地域で開催されたウォーキング大会でのこと。ゴール地点の日野南小学校の正門付近で倒れている男性に気が付いた主催者が通報し、小学校内にあるAED(自動体外式除細動器)を運び出した。しかし、AEDの扱いに慣れた人がいなかったため、同小のグラウンドで練習していた少年野球チーム「日野南レッドフォックス」の関係者であり看護師資格を持つ清水さんとコーチの小黒さんに声をかけ、2人が応援として現場に駆けつけた。
清水さんはAEDを取り付け、電気ショックを与えてから救急車が来るまでの間、小黒さんと交代で心臓マッサージを行った。男性は息を吹き返して病院に運ばれ、その後ペースメーカーの手術を受けて社会生活に復帰した。
ウォーキング大会主催者の日野南連合自治会の淡路伸勝会長(写真左端)は「その場にいてもAEDの扱いに躊躇してしまった。2人を見てこうやれば命が救えるんだと勉強になった」と2人に感謝していた。
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