リハビリ兼ね小物づくり ミニ草履など無料で寄付
日野在住の小林勇さんは手づくりの小物を無料で提供している。小物は色とりどりの糸で編まれたミニ草履や小さな亀、ドングリで作った人形、動物の形の切り絵など。「高齢者や在宅介護を受けている人などにあげたい。受取人が直接来訪してくれたらお渡しします」と話している。
小林さんは13年前に患った病気の影響で体にまひが残った。握力も失い、指先のリハビリのために5年前から小物づくりをはじめた。作品は自宅横のアトリエ「ひょうたん工房」で作成。これまで介護施設、老人クラブ、訪問看護を受ける患者などに作品を寄付してきた。小林さんは人差し指と親指しか動かないが、器用に器具やはさみを操って作品を作る。そんな努力の末に生まれた作品を励みにしている人もいるという。
「作るのは楽しみ。作品作りを頼まれると逆に勇気づけられる」とやりがいを話していた。小林さん宅は港南区日野2の12の5、ひょうたん工房の看板が目印だ。電話番号は非公開。不在時もあり。訪問は午前10時から午後5時の間に。
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