「脳卒中予防には禁煙を」 公開講座で中山氏
港南禁煙・分煙をすすめる会(中山脩郎代表)は1月19日、脳卒中をテーマにした公開講座を港南公会堂で開催した。
当日は多数の聴衆が訪れる中、初めに横浜市立脳血管医療センターの山本正博氏が脳卒中の危険について講演。山本氏は、脳卒中の原因として高血圧を挙げ、血圧を140/90以下にする必要性を述べたほか、喫煙者は非喫煙者に比べ、脳梗塞が約2倍、くも膜下出血が約3倍発症することを説明。さらに高血圧と喫煙が重なると危険度が増大すると注意を促した。
続いて、中山代表もタバコと脳卒中の関係について講演。中山代表は脳卒中の死亡リスクは禁煙後2年で低下し始め、5年で非喫煙者と同じレベルになることを説明し、大きな予防効果があるとした。加えて、受動喫煙によって周囲の人間が肺がんになるリスクが上昇することも説明し、早急な禁煙を呼びかけていた。
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