地域活動を発表 区社協が福祉大会
横浜市港南区社会福祉協議会(清水鐵夫会長)と港南区は2月16日、ウィリング横浜で第32回港南区社会福祉大会を開催した。
当日は2部構成となっており、第1部では地域福祉に携わった42人・5団体(受賞者一覧の関連記事あり)への表彰が行われたほか、第2部では地域ボランティアによる事例発表と講演が実施された。
事例発表では「野庭住宅第四ボランティア」が月に1度、野庭第四集会所で食事会や手芸品づくりなどの講座を実施して地域の高齢者の交流づくりや介護予防を行っていると発表。また、「はまっこSKY」は中学生から社会人までのメンバーが日下小学校周辺で見守り活動や地域清掃、地域の祭りの設営補佐などの活動を行っていると報告した。
また、事例発表後には国際救急法研究所の宇田川規夫理事長による地域防災についての講演が行われた。宇田川さんは阪神大震災や関東大震災の例をスライドショーや映像で挙げながら、大規模地震発生時の被害として屋内での家具による圧死や建物崩壊による火災被害が多かったと説明。建物の耐震補強やガラスの飛散防止対策、家具の安全な配置について解説したうえで、被災時は「共助」が重要だとし、日頃の関係づくりが大切と話していた。
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