「まち・コン」初開催 区民が演劇や音楽を発表
港南公会堂で3月16日、第1回目となる港南まち・コンが開催された。
これは区内在住・在勤・在学者を対象とした、音楽やダンス、演劇を発表する場。主催は同実行委員会。「表現することでつながれるまち・港南」をテーマに、異なる世代間の発表を見ることで相互交流をしてもらうことも狙いの1つ。当日は小学生から高齢者まで、18組がステージで練習の成果を披露した。
開幕1番手は港南台第一小学校5年生。大震災をテーマに演劇「100年後のふるさとを守る」を発表。あらすじは祭りを楽しんでいる最中の村を大地震と津波が襲い、村人たちが「100年後に波が来ても村を守れる大堤防を作ろう」と一念発起。村人が団結して堤防を作るというもの。その演技に会場からは拍手が沸き起こっていた。
その後は区内で活動する個人や団体がオリジナル楽曲やポップスの歌唱、フルートや篠笛の合奏、ピアノ連弾、フラダンス、合唱等を発表。会場に集まった観客は聞き入った様子だった。
実行委員会代表の渡辺藤子さんは「こんな催し見たことないと言われて嬉しかった。今後は発表の場が限られている学校や大人のバンドの人たちにも参加してもらいたい」と感想を話し、課題点の1つとして運営費用の不足を挙げていた。
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