港南区役所は、2012年度チーム横浜市長賞を受賞し、3月28日に市長公舎で行われた表彰式で林文子市長から表彰を受けた。
横浜市は、市民や社会の要請に応えるために「横浜市職員行動基準」を設けている。同賞はこの基準に基づいた取り組みを実践した職場に贈られるもの。12年度は市内の取り組み、5事例に対して授与された。
港南区役所が取り組んだのは、行政サービスを正確・丁寧に提供し、「来てよかった」と感じてもらえる区役所づくり。具体的には、窓口業務を担当する11課で「港南区窓口関係課連絡会」を設置し、課を超えた横の連携を進めた。また、窓口対応の向上のため外部講師を招いて応対マナー研修を行ったほか、各課で学習会や他課への出前講座を実施。保険年金課と税務課では窓口連絡票を活用し、スムーズな誘導や正確な引き継ぎを行った。
これらの取り組みにより、各課間で意思疎通が図られ、職員1人ひとりの接遇意識やスキルも向上。適切な案内や事務処理が可能になったことで、窓口の混雑緩和と待ち時間の短縮にも繋がった。
大貫一幸区長は「窓口の職場が一丸となって活動し、それが形になって嬉しい。職員の自発的な活動として行っていることが評価された」と喜びを口にした。
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