港南区・栄区版 掲載号:2013年6月27日号
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開院30周年を迎えた横浜市南部病院の院長 今田 敏夫さん 港北区在住 64歳

未来へ「限りなき前進」

 ○…500床、26の診療科を持ち、外来患者は1日に1100人を超える。1983年6月10日の開院以来、南部病院は30年にわたって最前線で地域医療を担ってきた。2011年1月に院長として就任して以来、大きな責任を背負いながら走り続けている。

 ○…朝7時には病院に来て、院内を見回ることが日課。非常勤職員も含め900人以上が働く組織のトップとして情報の共有化を進め、透明性を持った経営を意識する。それは地域からの信頼に応えようという思いから。数多くのボランティアなど、地域とのつながりも深い。「30年間、地域が中核病院として育ててくれた」と感謝を忘れない。

 ○…長崎県出身。「初めは外交官になりたかった」と笑うが、医者だった父の勧めも有り、横浜市立大学医学部へ。専門は消化器外科。特に食道がんや胃がんの治療にあたってきた。1人の医者として、常にベストを尽くしてきた自負があるが、一方で相当数の患者を看取ってきた。「患者の名前は今でも覚えているし、やっぱり亡くなると悲しい」。技術は進み、「今だったら」と思うことも多いと語るが、患者の死を経験する度に思うのは「次はもっと」という決意。苦い経験を糧に前を向く。常にその繰り返しだったと話す。

 ○…院長となる20年前に南部病院の外科担当部長として着任したことがある。その当時抱いていた好印象に比べ、院長として来た時は将来的な戦略が欠けていると感じたという。その1つが教育。病院の根幹を担う人材の育成は、医療レベルを維持するために必要なこと。チーム医療で若手を育て、それは少しずつ手応えも感じられるようになってきたと笑顔を見せる。次の10年、20年に向け、抱負を尋ねると「地域に根付いた病院に。信頼される病院に。安心感を持ってもらえる病院に。今もだけど、もっともっと」。座右の銘である「限りなき前進」を胸に未来へと歩み続ける。

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