野庭消防出張所特別救助隊 2隊が全国で技術競う 訓練の成果披露
港南消防署野庭消防出張所特別救助隊の第一係救助隊と第二係救助隊は、22日に広島県で開催される第42回全国消防救助技術大会の、ロープブリッジ救出と障害突破にそれぞれ出場する。
両隊はともに、7月24日に行われた消防救助技術の鍛錬の成果を発表する関東地区指導会で優秀な成績を残した。区からロープブリッジ救出は15年、障害突破は31年振りの全国大会出場で、1区から2隊の出場は市では初めてだという。
ロープブリッジ救出は、水平に張られた20メートルのロープを渡り、3人が協力して対面する塔上から要救助者を救助するもの。また障害突破は、5つの障害を5人が協力して、乗り越える・登る・渡る・降りるなどの基本動作によって突破していく。
区内唯一の特別救助隊として、火災や事故・救急などの場面で活動する両隊。いざという時に備え、特別な教育や訓練に励んでいる。競技に関しては両隊ともに、日々の業務の間に時間を見つけ、1月くらいから徐々に練習を開始。3月頃から全体練習に取り組んできたのだとか。限られた時間を効率的に使い訓練を行っている。
全国大会へ向けて第一係救助隊は「支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、全国制覇を目指す」と話し、第二係救助隊は「救助隊員として規律ある行動をし、感謝の気持ちを忘れずに、全力を発揮して優秀な結果を残したい」と抱負を語っていた。
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