命の重み 改めて実感 中学生が医療を体験
済生会横浜市南部病院とジョンソン・エンド・ジョンソン(株)は8月17日、外科手術体験「ブラック・ジャック・セミナー」を実施し、区内の中学生33人が参加した。
セミナーは同病院の医師や看護師、臨床工学技士らが直接指導。実際の医療現場で使用される自動縫合器や自動吻合器、内視鏡、超音波メスなどの器具や手術シミュレーターを体験したほか、心肺蘇生や手術の縫合なども順番に行った。
セミナー終了後、参加した中学生に今田敏夫院長が「未来の医師認定書」を1人ずつ手渡したほか、池秀之副院長は「今日の体験が将来、医師など医療の仕事に関心・興味を持つきっかけになれば。南部病院に研修医として戻ってきてください」と呼びかけていた。
参加した上永谷中学校1年の藤井珠生(たまき)さんと森川大輝君は命を救う医療に触れ、「命の重さが分かった」「達成感が大きい」と感想を話し、2人とも「医者になりたい」と語った。一方、獣医という夢を持ち、医療を経験したかったと話す高橋紫奈(さな)さんは「獣医になりたい気持ちが増しました」と話すなど、3人とも貴重な経験となった様子だった。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>