第30回「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」が8月31日、東京の第一生命ホールで行われ、全国97人の中から選ばれた10人の1人として、横浜南陵高校2年の冨塚楓さんが出場。奨励賞を受賞した。
手話スピーチは音声と手話を同時に行うもの。冨塚さんは「ニッポンの『手話イズム!』」というテーマでスピーチを行い、手話を通して学んだ「伝えようとする気持ち」「手話にはその人の個性が出ることを理解する」「表情を豊かにする事」の3つを踏まえ、手話をもっと自然に当たり前にしたいという思いを込めた。
冨塚さんは高校入学後、社会福祉部による手話ソングを見たのをきっかけに同部に入部し手話を始めた。
冨塚さんは「とても嬉しいという気持ちが大きいけど、もうちょっと上を目指せたらという気持ちもある」と話し、「(コンテストに出場していた)他の子たちは手話サークルなどで勉強してスキルが上がったと言っていた。今後、自分もサークルなどに入ってスキルを高めて、実際に手話を使う機会も増やしていきたい」と展望を話していた。
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