消防局航空隊と連携訓練 ヘリでの搬送想定し実施
港南消防署は9月27日、日野中央公園芝生広場で市消防局航空隊との連携訓練を実施した。
震災等により、消防局航空隊のヘリで南部病院に搬送される負傷者の受け入れと、同病院から県外の医療機関への送り出しを想定して行われた同訓練。市内28カ所にある「横浜市飛行場外離着陸場」に指定されている日野中央公園で、陸上の消防隊と航空隊の連携強化を目的に行われた。
当日は多くのギャラリーが見守る中、広場の砂場部分に散水、石灰を使い臨時の着陸スペースを作成。発煙筒で合図を送り、最初に負傷者の送り出しを想定した訓練を実施した。一度ヘリが飛び立った後には、再度ヘリが着陸し、負傷者を受け入れる際の訓練を行った。指揮隊・消防隊・救助隊・救急隊が、それぞれの任務分担を的確に遂行する様子が見受けられた。
同署警防第一課の角井(かくい)康師課長は訓練を終えて「連携に問題ないことが確認できた。加えて、風の影響でヘリの進入方向が違った点など、プラスアルファもあってよかった」と感想を話していた。
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