日下小 風船に夢を乗せて 111周年記念行事
昨年創立110周年を迎えた日下小学校(藤井妙子校長/児童数541人)は、11月11日に創立111周年記念式を実施し、11時11分11秒に全児童が一斉に風船を飛ばした(=写真)。
「1」が並んだこの日に、お祝いの気持ちを込めて学校が主催した式典に、全児童が参加。児童は事前に「ケーキ屋さんになりたい」「ミュージカル女優になって世界で活躍したい」「カーレーサーになりたい」「オリンピックの選手になりたい」など様々な夢をメッセージカードに記入。カードは自然素材でできた風船に付け、11時11分11秒に向けて全員でカウントダウン後、一斉に風船を空へと放った。大歓声と共に風船は大空に舞い上がり、少しずつ離れていく風船に児童は手を振り続けていた。後日、千葉県鎌ケ谷市の建設業者から風船が届いた旨の連絡があるなど、児童の夢は各地へ届いたようだ。
法被の寄贈も
記念式ではその後、同小内にある郷土資料館の館長を務める北見繁男さんが同小の歴史を説明したほか、「願いを実現するために努力を」と期待を込めて話しかけていた。
続いて、同小の伝統として全児童が覚える「日下っ子ソーラン」が今後も続いてほしいという願いを込め、PTAから代々6年生が受け継いでゆく法被100着が寄贈された。さっそく新しい法被を纏った6年生も含む全児童でソーランの演技披露も行われ、記念式は盛り上がって終了した。
藤井校長は「記憶に残る111周年になった。子どもたちの夢が世界に広がっていったような気がして、清々しい。ぜひ、夢を叶えてほしい」と語っていた。
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