より良い地域づくりのために何ができるかを小中学生が考え、地域活動を行う「港南区こどもフォーラム2013」の報告会が11月23日、港南公会堂で行われた。
今年で16回目を迎えるこの取り組みは、港南区内の小中学校(中学校10校、小学校21校)を中学校区ごとにグループに分け、各学校の代表児童、生徒が参加して実施。7月から11月の間に、福祉や防災、防犯、地域清掃など、子どもたちが中心となって決めたテーマ(表参照)に沿って、活動に取り組んだ。
報告会では全グループが一堂に集まり、模造紙を使うなどして活動を発表し合った。港南台駅前で朝のあいさつ運動をした日野南中学校区グループは、その様子を劇で再現。初日は声が出せず、返してくれる人も少なかったが、最終日の5日目には前を通るほとんどの人があいさつを返してくれたと報告。「知らない人でも、あいさつをすると気持ちがいい」と感想を話していた。
フォーラムを主催する港南区青少年健全育成を推進する会の高森政雄会長は「大人も改めて気づかされることが多かった」と感心した様子で、「住みやすいまちにしていく上で大事なことばかり。他のグループの発表も持ち帰り、家族や友達に広めてほしい」と呼びかけていた。
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