市立芹が谷南小学校で12月7日、防災体験教室が行われ、同小の児童、保護者約60人が参加した。同小のPTAと地域コーディネーターの主催による初めての試みで、港南区社会福祉協議会や芹が谷地域ケアプラザの職員なども協力し、避難所を想定した各種体験が行われた。
体育館では、保護者や教職員などの大人が参加して、避難所運営ゲームに挑戦。参加者が架空の避難所の運営委員となり、机上で人や物の適切な配置について考え、話し合いながら避難者からの様々な要請や事態などに対応していくというもの。避難所に見立てた平面図を囲み、各テーブルではそれぞれに意見が交わされ、次第に活発なやりとりもなされるようになっていった。
一方家庭科室では、子どもたちが炊き出し袋を使った炊飯体験や、新聞紙でのスリッパ作りに挑戦した。
同小PTA委員は「災害時を想定し『今何をすべきか』ということを考えたことで、防災に対する気付きも多かったのでは」と話し「継続して意識を高めていきたい」と力を込めた。
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