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地下タンク使い、訓練 住民 消防 水道局が連携

掲載号:2014年3月20日号

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タンクから飲料水を汲み出した(右)。市民の森で放水訓練(下)
タンクから飲料水を汲み出した(右)。市民の森で放水訓練(下)

 下永谷町内会と西港南台自治会、下永谷市民の森愛護会、港南消防署、港南消防団第1分団、横浜市水道局港南・栄地域サービスセンターによる合同震災対応訓練が3月8日に下永谷第二公園で行われた。今回は同公園内に埋設された災害用地下給水タンクを使った訓練も実施された。

 例年、両自治会町内会は消防署や消防団と共に同公園で防災訓練を実施しているが、今年は災害用地下給水タンクを活用した訓練を実施するために同センターも初めて参加して行われた。

 タンクは普段は水道管として新鮮な水道水が流れており、震災時には自動的に出入り口が閉まり、飲み水を確保する仕組みで、小中学校など地域防災拠点を中心に市内に134カ所、区内に7カ所設置されている。一方、同公園は裏に広域避難場所である下永谷市民の森があるため、1984年度に市内でも珍しく公園内に設置。また、通常は60tの容量だが、飲料用に加え、消火用水40tを含む100tの容量を持つタイプとなっている。

 訓練では同センター職員が蓋を開け、住民と一緒に管をつなぎ、薬剤で水質を検査。実際に飲料水として問題がないかを確認した。また、消防署と消防団は、可搬式ポンプに中継し、道路狭あい地域への放水訓練を行うなど、消火用水として吸水・使用ができるかもチェックしていた。

 同センター担当者は「地域防災拠点にあるタンクと違い、普段は住民が接する機会が少ない。存在を知ってもらえたのでは」と感想を語っていた。

消防訓練も充実

 当日、参加した下永谷町内会と西港南台自治会の住民は合わせて150人余り。タンクを使った訓練に先立ち、家庭にある消火器や公園に設置されている初期消火箱を利用した初期消火訓練が行われた。指導に当たった消防団員が消火器の扱い方について「消火器は長い時間噴射できない。落ち着き、近づいて消火を」「いかに小さな火のうちに消すかが大切」などと指導しながら練習用の消火器を使って住民が体験。その後、下永谷市民の森に会場を移し、消火栓からホースをつないで住民による操法訓練も行われ、訓練全体を終了した。

 訓練を終え、講評に立った松田康博消防署長は「(被災時には)我々も有効に水を使いたい」と話し、「水のありがたさ、大切さを考えてほしい」と呼びかけた。また、下永谷町内会の森喜八会長と西港南台自治会の古屋文雄会長は「訓練で体験できることが大切。今後は地域としても(タンクの運用に)協力できることは協力していきたい」などと話していた。

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