昨年30周年を迎えた高島屋港南台店。2月1日付で新店長に就任した清水朗寛(あきひろ)さんに、同店の今後の展開などについて話を聞いた。
――店長を務めるのは初めてと伺いました。
「近年は本社勤務が長かったのですが、やはり店舗ではお客様と直接ふれあう機会が多いのでやりがいを感じますね。また10年ほど前までは横浜店で食料品部門を担当していたので、横浜のお店に『帰ってきた』という感じが強いです」
――どんな店にしていきたいですか。
「街にはさまざまなお店がある中、百貨店には百貨店の役割というものがあります。それは地域のお客様に寄り添って、『上質な普段使いの店』にしていくことだと思います。上質な品を用意することはもちろん、特別な機会に足を運ぶような場所ではなく、日常的に立ち寄って時を過ごしてもらえるようなお店にしていきたいです」
――港南台店ならではの工夫や特徴はありますか。
「港南台は約30年ほど前から発展してきた街で、そのころから住まれている高齢のお客様が多いのかなと感じています。食料品に関していえば、『美味しいものを少しだけ食べたい』という声が多くありますので、小分けした惣菜などを充実させ、上質なものを食べやすい形で提供していきます。また、百貨店として『対面接客』は大事にしていますが、港南台店には地元在住の従業員も多く働いています。お店や従業員を身近に感じながら買い物を楽しんでもらいたいですね」
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