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上大岡小児童 通学路の改良を主導 地域の課題、自ら

掲載号:2014年3月27日号

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急こう配が続く120段階段
急こう配が続く120段階段

 上大岡小学校5年1組(稲垣昌司教諭)の児童30人は、総合学習の一環として通学路の「120段階段」の損傷補修や改良工事を行政に働きかけるなど、主導して実現させた。3月19日には「120階段改良完成式」も同小内で行われた。

 120段階段は同小の西側に位置し、通学路として多くの児童が毎日利用している。急こう配にも関わらず、手すり位置が途中で切れているなど使いづらく、また、コンクリートがはがれているなど老朽化も進み、歩きにくさもあった。

 一方、同クラスは総合学習として地域の問題点を考えた際に「120段階段が急で上りづらい」との声が挙がったことから、調査を開始。全校でアンケートを実施した結果、48%が危ないと感じていたことが分かった。また、近隣住民や通行人に対して聞き取りをした結果、当初は児童も知らなかったが、階段部分は1970年に南台小学校上大岡分校として開校した際に、地域住民の協力で通学路となったことも判明した。

 同クラスの児童たちは、階段を使わせてもらっているお礼の気持ちを地域の協力者に伝えることにし、2月6日に学校給食に招待。その場で補修・改良工事について提案した。行政も児童の活動を受け、階段最上部のはがれていたコンクリートを補修したほか、手すりを1段分伸ばし、より安全な階段にするための補修・改良工事を3月に行った。

児童が地域に感謝

 改良完成式では、協力者と大貫一幸港南区長、加藤重雄上大岡連合町内会会長も出席。補修・改良箇所の除幕式が執り行われた。

 大貫区長は「子どもたちが地域に目を向けてくれた成果。これからも『何かできることはないか』ということを継続して考えてほしい」と児童による街づくりを褒め称えた。また、堀江邦子校長は「地域の中で学ぶという事を大切にしているが、今回はその第一歩になった」と手応えを語った。

 式の最後には同クラスの小瀧雄大君が「この学習を通して、この階段には地域の優しさが詰まっていることを知りました。これからもこの階段を大切にしていきたい」と感謝の言葉を協力者に伝えていた。協力者は「きれいになって良かった」と話したほか、「子どもたちの感謝が嬉しかった」と感想を語っていた。

1段分、手すりを延長
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改良完成式で経緯を説明
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