市立下野庭小学校のマーチングバンドが３月１日、地域住民らを招いて演奏を披露する「スプリングコンサート」を開催した＝写真。
今年で18回目を迎える同コンサート。当日は保護者や卒業生なども駆けつけ、会場となった体育館は立ち見が出るほどの満員状態に。コンサートが始まると、会場には迫力ある演奏が鳴り響いていた。
今年度、同小マーチングバンドには２年生から６年生まで75人が参加。昨年12月には全国大会に出場し、２年連続の金賞に輝くなどの成績を残している。
当日のコンサートは３部に分かれ、１部ではドヴォルザーク作曲の『新世界より』などクラシックを中心に演奏。２部はルパン三世のテーマなど、親しみやすい選曲での構成となっていた。また『未来予想図II』の演奏をしながら、卒業する６年生１人ひとりに在校生がメッセージを送る場面では、涙をこらえきれない６年生の姿も見られた。
今年度からマーチングバンドに所属している高橋杏佳さん（４年）の父、秀行さん（42）は「大会の時は広い会場だけど、今日は近くで見られた。改めて迫力ある演奏だなと感じた」と話し、笑顔でステージを見守っていた。
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