元気な地域づくり推進フォーラム 協働で理想の港南区へ 14年度の取組テーマ発表
協働による地域づくりの取組や活動方針を年に1度発表する「元気な地域づくり推進フォーラム」が3月16日、港南公会堂で行われた。主催は港南区連合町内会長連絡協議会、港南区社会福祉協議会、港南区役所。
当日はまず、連絡協議会の高森政雄会長が目指すべき港南区の姿として「地域に愛着を持ち、次世代につなげる『ふるさと港南』を実感していること」「向こう三軒両隣にお互い様の関係ができ、安全で誰もが安心して暮らせるまちになっていること」「超高齢社会の中でも1人ひとりが元気に暮らせるまちになっていること」「そのために地域と行政が一緒になってより良い地域づくりの実現に向けて協働の取組が進んでいること」といったポイントを挙げて説明した。また、高森会長は2013年度に15連合自治会町内会がそれぞれ防災や支え合いといったテーマについて地区別意見交換会を開催したことや、区民と区職員が一緒に協働による地域づくりを考え、学び合うことを目的に開校した「学び舎ひまわり」の活動も併せて紹介した。
一方、区役所は南有里総務課長(当時)が防災・減災の取組について発表。12年度に防災訓練の参加者を増やすといった課題が出たことを挙げながら、13年度は初めて区内の全174自治会町内会で防災訓練が行われたことを報告し、防災・減災の取組が着実に進んでいることを示した。
フォーラムでは、勧永町内会の防災の取組や大久保最戸地区のハートのあるまちづくり事業、日野ヶ丘町内会の路線バス誘致の取組などのほか、こどもフォーラムに参加した丸山台中学校・丸山台小学校・下野庭小学校のグループが丸山台のまちを紹介した。
フォーラムの最後には大貫一幸港南区長(当時)が「区役所としても地域の皆様と協働の取組を進めていきたい」と語り、高森会長が14年度に地域で取り組む3つのテーマとして、「地域活動者同士のコミュニケーションを充実させる」「1人ひとりができる範囲で参加し、向こう三軒両隣『お互い様』の関係を築き、身近な地域での取組を進める」「地域と行政などが一緒になってそれぞれの役割を考え、ともに取り組む」ことを挙げ、参加者に協力を呼び掛けていた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>