生活習慣の改善大切 認知症対策で専門家語る
奉仕団体のロータリークラブによるインターシティミーティング(IM)が3月15日、はまぎんホールヴィアマーレで開催された。
IMは国際ロータリー第2590地区の第6、7、8グループ所属クラブが参加し、今回は横浜港南台ロータリークラブ(田實行利会長)がホストクラブとして運営した。当日は昭和大学横浜市北部病院内科の福井俊哉教授が認知症をテーマに基調講演を行った。福井氏は「中年期・老年期の高血圧は認知症の重要なリスク」「中年期の糖尿病は血管性認知症、アルツハイマー病の重要なリスク」と注意を呼びかけたほか、喫煙も大きな悪影響があると語った。一方、適度な有酸素運動は前頭葉機能を改善させ、海馬萎縮を予防するなど認知症のリスクを下げるとし、生活習慣の改善は有効な認知症の根本治療になりうるとまとめた。
続いて「健康とスポーツ」をテーマに元横浜大洋ホエールズの福嶋久氏が司会を務め、元ホエールズの中塚政幸氏と遠藤一彦氏、福嶋氏の娘で女子プロゴルファーの福嶋晃子氏、岩間整形外科の岩間徹氏が参加してシンポジウムも行われた。
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