熱戦が繰り広げられているサッカーW杯。日本代表は、グループリーグ第3戦でコロンビア共和国と対戦する(日本時間25日午前5時から)。本紙では特別企画として、港南区で働くグロリア=エレナ=プルガリンさん(=写真)に同国の話を聞いた。
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同国は面積113万9千平方キロメートル(日本の約3倍)、人口は約4770万人(12年世界銀行資料)。赤道直下、南米の国で沿岸部を中心に熱帯性の気候が広がるが、アンデス山脈もあり標高によって気候は大きく異なる。主要産業はコーヒーやバナナなどの農業のほか、鉱業も盛んで、エメラルドの産出量は世界最大規模だという。公用語はスペイン語。横浜市内にも、128人のコロンビア人が在住している(5月末時点)。
グロリアさんは、首都ボゴタ(日本との時差マイナス14時間)からバスで8時間ほどのリサラルダ県ベレン・デ・ウンブリア市の出身。1年中涼しく過ごしやすく、コーヒー栽培の盛んな町だという。
週末には、夫婦や友人同士で街のダンスクラブに出かけ、「街の人はほとんど集まってくる。ドリンクを飲みつつ、サルサを踊ったりして盛り上がるんですよ」。
調理用バナナ「プラタノ」が定番の食材で、鶏肉、野菜と煮込んだスープ「サンコーチョ」にも使うそうだが「日本では材料が揃えにくくて、あまり作れないのが残念」。鶏肉の炊き込みご飯「アロス・コン・ポージョ」も人気なのだとか。
サッカーは子どもから大人まで幅広く人気のスポーツで、「街のそこら中でボールを蹴ってる。W杯のときは家や店に皆で集まって、ビールを飲みながらうるさいくらい応援してますよ」。
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