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港南区・栄区版 公開:2014年8月7日 エリアトップへ

港南福祉ホーム 刺しゅうで感性表現 パラトリエンナーレ出展

公開:2014年8月7日

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出展作品を制作する様子
出展作品を制作する様子

 8月1日から中区で初めて開幕した「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」に、NPO法人港南福祉ホーム(港南台)の利用者が作品を出展している。9月7日(日)まで会場の象の鼻テラス(中区海岸通1丁目)で展示される予定だ。

 同イベントはアーティストなど多様な分野のプロフェッショナルと障害者が協働し、作品やパフォーマンスなどの創作活動を発表する現代アートの国際展だ。

 港南福祉ホームは学校卒業後の知的、精神、身体障害者が日中に通う障害者地域活動ホーム。織物や七宝焼、刺しゅうなどの手工芸品を製作し、港南区役所や上大岡駅構内、地域行事などで販売している。

 パラトリエンナーレでは、デザイナーの皆川明さんが設立したファッションブランド「ミナ ペルホネン」と協働。同ブランドが作る色彩豊かな独創的な生地(約A3サイズ)に、同施設の利用者約15人が自由に刺しゅうを施すプロジェクト「sing a sewing」として出展する。

利用者の生きがいに

 今年6月には皆川さんが同施設を訪問し、出展作品づくりに向けた刺しゅう教室も実施。普段は商品として正確さが求められる製作作業がほとんどだが、刺しゅう教室では「思い思いのままに刺しゅうを」と皆川さんが利用者たちに指示。利用者の大野千鶴江さんは「いつもと違う作業に最初は戸惑ったが、納得できるまでやれた。パラトリエンナーレではいつもと違うところを見てほしい」と話す。

 同施設のスタッフである大瀧陽子さんは「表現の場が広がることは利用者の生きがいにもつながり、イベントは利用者自身や施設を地域、社会に知ってもらえる機会にもなる」と期待を込める。

一般参加型のワークショップも

 8月9日(土)と10日(日)の午後1時から4時には、会場で利用者の実演と一般の参加者が「ミナ ペルホネン」の生地に自由に刺しゅうを施し、オリジナルのブローチを制作するワークショップも開催(各日定員10人、参加費1000円必要)。

 詳細、申込みはイベント公式HP(ホームページ)【URL】http://www.paratriennale.net/post-148/、問い合わせは事務局【電話】045・661・0602まで。

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かみおおおかG.w.フェスティバル

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