南台小学校のダンスクラブメンバーで結成した「南台DreamGirls」は8月26日、代々木第二体育館で開催された全日本小中学生ダンスコンクール全国大会で金賞に輝いた。
コンクールは今年で2回目。ビデオ審査を経て、東日本大会、西日本大会をそれぞれ勝ち上がったチームによって行われ、ドリームガールズが出場した小学生部門・学校参加の部には6チームが出場した。
2分30秒の演技時間に、チーム名でもある映画「ドリームガールズ」の主題歌に合わせてダンスを披露。衣装の早変わりなども含め、圧巻の演技で金賞を獲得した=写真。
南台小のダンスクラブは大会などの出場経験はなかったものの、このコンクールを目標として7月にドリームガールズを結成。普段からダンスクラブを指導している同小教員の倉島英治さんが「中学生部門でも勝つつもりで考えた」という難易度の高い構成を夏休みのほとんどを費やして練習してきた。また、ドリームガールズのメンバーはそれぞれがノートに気付いた点や指導された点を書くなど、全員が向上心を持って取り組んできた。
100点の出来
ドリームガールズが大切にしているのは「ぶちかます」「見せつける」「はじける」「届ける」の4つの言葉。6年生でリーダーの金成(かなり)玲那さんが「緊張はしなかった」と話す強心臓で本番では満足のできる演技ができたという。金賞を獲得し、金成さんは「14人で東日本大会、全日本大会に出場できてうれしい。自分たちの武器である表現力が出せて、演技後は安心して堂々と結果を聞くことができた。大人になってもこの夏は忘れない」と話し、同じく6年生の川島なつめさんは「こんなにうれしかったことはない」、山崎裕理さんは「みんなで頑張ったことは一生忘れない」とそれぞれ感想を語った。また、倉島さんは「自分たちが目標としてきた舞台で100%の力が出し切れたかどうか、そのための練習を重ねてきたかが大事。それは褒めてあげたい。100点です」と笑顔で話していた。
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