市会議員 山田桂一郎 語る 市会議員 子どもたちに生きる力を
今年度は「孤立を防ぐ地域づくり特別委員会」で若年層の社会的孤立について調査、研究を進めています。その一環として、子どもの健全育成を支援する拠点「金沢市教育プラザ」と、フリースクールなどを運営するNPO法人「ワンネススクール」を視察しました。
石川県に中学生までの子どもは約9万7700人いますが、小学生の0・28%、中学生の2・71%は不登校児とのこと。不登校児と発達障害は相関関係も指摘されており、社会全体で取り組むべきテーマです。教育プラザ内には、不登校児を学校に復帰させるための準備や指導などを行う「適応指導教室そだち」が設置されています。そこでは専門スタッフが子どもと1対1で対応しており、ほとんどの子どもが学校復帰を果たすなど成果を上げています。
一方、ワンネススクールは学校よりも「生活力」「生きる力」を重視しているのが特徴。農家の手伝いやトイレ掃除を通じて就労支援へとつなげています。不登校や引きこもりといった状態は、競争社会である現代社会が抱える問題です。生きていく力を学ぶことの重要性を改めて感じました。
■議会控室
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