第31回「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」が8月30日、有楽町朝日ホールで行われ、栄区公田町在住で横浜南陵高校2年の今野衣都美(いづみ)さん(16)=人物風土記で紹介=が、3位入賞を果たした。
コンテストは全国から応募した99人から作文と映像の審査で選ばれた10人が出場。「言葉の力」か「私の学びたいこと」のどちらかをテーマに手話と音声を同時に使ったスピーチを行い、表現力や手話技能を競った。
今野さんは「私の学びたいこと」を選び、「通じ合うしあわせ」というタイトルでスピーチ。アルバイト先で手話を使って接客をした経験を紹介した。接客時に手話で「少々お待ちください」と伝えたいところを「少々期待してください」と間違えたが、気持ちは伝わったことから「伝えたいと思う気持ちが大切。これからもっと手話を学んでいきたい」と観衆に訴えた。
今野さんは同校の社会福祉部(渡辺奈津美顧問=写真右)に所属。3位入賞という結果に「すごくうれしかった。練習を見てくれた先生たちのおかげ。発表している最中は楽しくできた」と話した。
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