全国ジュニア空手道選手権大会(主催・国際武道連盟極真空手清武会)が8月10日、平塚総合体育館で開催され、小学4年の部で芹が谷南小学校の高岩拓君が優勝を果たした。決勝の相手は、高岩君と同じ空手道場・武蹴会館(南区別所)に通う田丸斗翔(とわ)君で、同門対決となった。
同部門には全国から約30人の選手が出場。「今回は他流派としてトーナメントに出場する緊張感もあった」と武蹴会館の北島文人(あやと)代表は話し、同道場の2人は一本や技ありなどを重ね、危なげなく勝ち進んだという。決勝では延長までもつれこみ、最後まで素早い動きでリードした高岩君が3対0の判定で優勝を果たした。2人はさまざまな大会の決勝で対戦することも多く、「これまでなかなか勝てなかったので、今回は勝てて嬉しかった」と高岩君は笑顔を見せ、一方の田丸君は「悔しい。前よりも気を引き締めて練習に臨みたい」と話していた。
北島代表は「『諦めない心』を大事にと指導している。他の選手も大会で活躍しているので、試合に出ていない子も励みにしてほしい」と期待を込めた。
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