神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2014年9月11日 エリアトップへ

全国高校生の手話によるスピーチコンテストで3位に入賞した 今野衣都美(いづみ)さん 横浜南陵高校2年 16歳

公開:2014年9月11日

  • LINE
  • hatena

手話通して人とつながる

 ○…初めて参加した手話スピーチコンテストで3位入賞。横浜南陵高校で福祉全般さまざまな活動を行う社会福祉部に所属し、手話に限らず子どもたちと遊んだり、高齢者の話し相手となったり、学校行事での手話通訳など幅広く活動している。「今はやりたいことがすべてできているので楽しい」。その笑顔からは充実感がにじんでいる。

 ○…本格的に手話を学び始めたのは、高校入学後。中学時代から福祉の分野に興味を持ち、高齢者施設や幼稚園などでボランティア活動に取り組んでいた。社会福祉部へ入ったきっかけは、部活動紹介で先輩たちが披露した手話ソング。その姿を見て、同部に入りたいと思ったという。そして、現在では手話ソングを披露する側に。今年の文化祭で洋楽の手話ソングを披露するために練習に励んでいる。「歌詞の意味や背景とかを考えて手話にしていくのは難しいです」

 ○…手話では「顔も文法」と言われ、同じ動作でもその表情ひとつで伝わる意味合いは大きく変わってくる。スピーチの際も表情が課題で、練習やコンテスト本番でも気持ちに合わせて意識するように気を付けて取り組んだ。今では「表情が豊かになったとよく言われます」とにこやかに話す。スピーチ終了後に受けた観衆からの手話による「良かったよ」という言葉が嬉しく、今後は「難聴の人との触れあいをもっと増やしていきたい」と意欲を見せる。

 ○…今回のコンテストへ出場したことで、県外の出場者とのつながりも生まれている。また昨年から部で参加している宮城県での炊き出しボランティアでも、他校の生徒と関わることができ、「いろいろな人とつながりがあって楽しいです」と笑顔を見せる。将来は「手話はどこにいても使える。いろいろな人と話せる仕事がしたい。キャリアウーマンには憧れますね」と目を輝かせる。これからも手話を通して、さまざまな人とつながっていく。

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

港南区・栄区版の人物風土記最新6

加藤 正基さん

栄消防団長に就任した

加藤 正基さん

栄区長尾台町在住 64歳

4月25日

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook