港南区・栄区版 掲載号:2014年9月18日号 エリアトップへ

創立60周年を迎えた市立南高校の校長 鈴木 英夫さん 旭区在住 57歳

掲載号:2014年9月18日号

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時代に合った「自主自立」を

 ○…創立60周年を迎えた市立南高校。来春には、2012年に開校した附属中学第1期生が高校に進み、カリキュラムの変更も予定している。「60年というと人間でいえば還暦。一周して生まれ変わる年」。南高は創立以来「自主自立」を伝統に据えるが、「そのために必要なものは時代とともに変化する。人口減少や外国人増加など社会状況が大きく変わる中、海外でも活躍できるような力を育みたい」。

 ○…市立中学校や教育委員会など、さまざまな教育現場を渡り歩き、13年4月に南高の校長に着任。「愛校心の強さも伝統の1つ。卒業生同士が会うと、『何期?』と聞き合うのはよくある光景」。南高は卒業生からなる「同窓会」が2万人を超すほか、PTAや後援会など学校関係団体の活動も盛んだ。「伝統は人の繋がりで守られる。長年積み重ねられてきた南高への支えは、深く厚い」

 ○…社会科の教員として生徒と向き合っていたころは、面白い授業のアイデアが浮かぶと夜中まで準備するほどのこだわり派。その後、40代で赴任した市立横浜商業高校では国際学科の設立準備を一任され、「一教師が学校を創っていいのだろうかと思いつつ、正直嬉しくなった」。その中で学校マネジメントの面白さを知ったが、「学校で、学ぶことの面白さを感じてもらい、成長の可能性を広げたい」という思いは一貫している。

 ○…東京都練馬区出身。中高生のころは、「職員室に授業内容の文句を言いに行く生意気な生徒だった」と笑うが、「今の子どもたちは小さくまとまりがち。少し生意気でもいいから、大きく、高く、遠くを志してほしい」。一方、子どもを大きくして送り出す役割を担うのが学校。「どこまで生徒の自由に任せるか、どこから教員が介入するかのバランスは、日ごろの見取りができていないと難しい。自主自立の南高では特に、教員にその力が求められる」。優しい笑顔の中に、揺るぎない力強さがにじんでいた。



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