日限山小学校地域防災拠点運営委員会は10月4日、同拠点の運営訓練を実施した。地域住民と同小による合同での防災訓練で、この日は震度5の地震発生を想定。授業中の児童らが校庭に避難するとともに、近隣住民は自宅から屋外に出て、その場で班ごとに安否確認を行った。
その後、住民も拠点である同小で児童らと合流。三角巾を使った応急手当法や心肺蘇生法などを学んだ。
また新聞紙を燃料にした炊き出しや、参加者におにぎりの配給もあった。同小の長谷川利恵校長は「子どもたちが『学校に来れば食べ物もある』ということを言葉だけでなく体験してみることが大事。災害はいつ起きるか分からないので、いろんな場合に備えた訓練を続けたい」と話していた。
運営委員会の森田嘉久委員長は「いざという時に、誰もが動けるというのが理想。訓練のための訓練にとどまらず、日ごろの近所付き合いなども大事にしてもらえれば」と話していた。
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