横浜市は10月24日、東急建設(株)が市に提出していた上郷猿田地区の都市計画提案について評価委員会を開催し、都市計画提案を市の計画として正式に進めるかどうかを審議したが、その判断は持ち越しとなった。
都市計画提案は瀬上市民の森に隣接する同地区に宅地や商業施設などを開発する内容で、今年1月に出していたもの。説明会や公聴会を実施した際には、地元住民から地域の活性化策として評価する声や、緑地の開発や自然環境への影響を懸念する反対意見の両方が出ていた。
今回の評価委員会では、提案を判断する際に必要な資料が揃っていなかったとして判断を保留にし、提案者である同社に追加資料を求めている状態だ。次回の評価委員会の開催時期についても、その追加資料が届いてから検討すると市は話している。
一方、同社の担当者は10月27日、本紙取材に対して、「まだ横浜市から正式な通知が届いていないので、コメントできない」と話している。
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