長崎県で11月1日から3日まで行われた「第14回全国障害者スポーツ大会」に、市立日野中央高等特別支援学校(内田裕彦校長)の生徒3人が横浜市代表として出場した。
出場したのは、同校の田中勇樹君(2年)、松村大樹(ひろき)君(2年)、木下萌実さん(1年)。3人は今春のハマピック(横浜市障害者スポーツ大会)で上位成績を収め、全国大会の切符を手にした。田中君と松村君は陸上で初の選抜、木下さんは水泳で昨年に続いての選抜メンバー入りとなった。
陸上の2人は、同校陸上部に所属。顧問の清水雄輔教諭は田中君について「長身を生かしたストライドの大きな走りが特徴」、松村君について「脚の回転が速く、トップスピードまでが早い」と話す。一方、木下さんは自宅近くのスイミングクラブで日ごろ練習しており、「きれいでスピーディーな泳ぎが理想。レースでは追い上げタイプ」と自身について話した。
大会新記録も
同大会は総合順位での表彰はないものの、松村君と木下さんが大会新記録を出すなど、好成績を収めた(タイムは左表)。木下さんは「新記録はすごくうれしかった。他の泳ぎ方でももっと速く泳げるようになりたいし、100mでもメダルがほしい」と意欲を見せた。
また松村君は「自主練を重ねて、来年以降も全国に行きたい」、田中君は「大会前にケガもあったので、次は万全で(今年の)タイムを上回りたい」とそれぞれ今後の目標を話していた。
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