港南区が11月から2月まで開催している「読書活動推進キャンペーン」の一環として11月25日、港南区読書大使の北村浩子さん=人物風土記で紹介=が、丸山台小学校と日野南小学校で6年生を対象にブックトークを行った。
丸山台小=写真=ではまず、6年1組の児童に自身の仕事について紹介。FMヨコハマのラジオコーナー「books A to Z」で、11年半にわたり1900作の本を紹介してきたことや、日本語講師としても活動する中で「日本語を改めて考える機会が多い」ことを切り口に話を始めた。
外国人生徒からよく聞かれる意味の違いについて「旅/旅行」「大事/大切」「将来/未来」「気持ちが悪い/気分が悪い」という4パターンの日本語を紹介。児童たちにも質問し、児童から答えがたくさん出ると「何気なく使う言葉を自然と使い分けているのはすごいこと」と驚いていた。
それを受け「作者がこの場面で『なぜこの言葉を使ったのか』と思うと面白い」と読書を楽しむポイントを伝えた。
北村さんが面白かった本として、『お父さん、牛になる』『ルート225』という2冊の本を紹介した後は、北村さんから児童たちに面白かった本の質問も。小説や漫画など多様なジャンルの本が多数上がると「読んだことあるよ」と時折返し、盛り上がった。
最後には「本の感想は人によって違うけれど、それでいいと思う。その本を『好き』と思えることが自分の財産になる」と、児童にメッセージを送っていた。
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