市会議員 たのい一雄 市政報告 防災・減災の意識向上を 震災から4年 災害に強いまちづくり
2015年度の市予算案を現在審議中ですが、その中に区の自主企画事業費として1億1061万4000円が計上されています。内訳を見ると高齢化社会への対応や子育て支援などが並びますが、1番に予算が割かれているのが「安全・安心のまちづくり」です。
2011年3月11日の東日本大震災から4年が経とうとしています。港南区でも防災・減災への取組を強化してきましたが、次年度も「災害に強いまちづくり事業」として地域防災拠点の資機材整備や、子ども向け防災リーフレットを作成し、子どもはもちろん、子育て世代の防災意識を高める事業などを計画しています。
もちろん、防災・減災の面で一番大切なのは向こう三軒両隣、お互い様の気持ちで、いざという時に支え合い、助け合えるようにすることと、平時からの準備です。そういった中で1月31日、大久保最戸連合町内会が避難所運営ゲーム(通称HUG(ハグ)訓練)を実施し、私も子ども会の会長として視察しました。この訓練は机の上に地域防災拠点の図面を広げ、運営をシミュレーションするもので、避難者や物資の割り振りに始まり、トイレが溢れるなど想定外の出来事も想像しながら対応していきます。
震災が発生した場合、住民が主体的に動かなければなりません。その心の準備も含め、非常に有意義な訓練でした。こういった訓練を通じ、区民全員が防災・減災の意識を持てるよう、私も努力していきます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|