NPO法人「おもしろ科学たんけん工房」による科学体験塾が4月25日、小坪小学校の理科室で開催された。同団体は実験や工作を通して子どもたちに科学の面白さを知ってもらおうと、横浜市や藤沢市で定期的に教室を開いており、この日は区内外の小学4年生から6年生15人が参加した。
今回のテーマは「ヘロンの噴水」。古代の数学者・ヘロンが発明したとされる水力装置を応用したもので、空気圧を利用して水を噴き出させるというもの。体験塾ではまず、指導員が大型の装置を使って、どうなるかを子どもたちに考えさせながら実験を進めていった。
その後で子どもたちは、ペットボトルを使った噴水づくりに1人ずつ挑戦。後半はその噴水を使い、チューブを使ってペットボトル内の空気を吸ったり吐いたりしながら、噴水の変化に見入っていた=写真。
主任指導員の島田祥生(さちお)さんは「細かい理論より、『こんなことがあるんだ』という驚きから、科学に興味を持ってもらえたら」と笑顔で語り、参加した6年生女子は「不思議だったけど、自分で噴水を作れて楽しかった」と感想を話した。
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