港南歯科医師会(加藤裕也会長)は6月4日、港南福祉保健センター(区役所4F)で6歳以下の乳幼児を対象に歯科検診やフッ素塗布などを無料で行う「むし歯予防デー」を開催した。
これは「歯と口の健康週間」(4日〜10日)にあわせて毎年同会が取り組んでいるもので、今年は108人の申し込みがあった。会場では歯ブラシやガムなどが配られ、同会会員の歯科医師17人が子どもたちの検診を行った。また希望する保護者に対しては、歯並びやむし歯予防に関する相談にも応じていた。
同会の浅川仁さんは、「近年は本当にむし歯の子どもが少ない。保護者の意識が高く、正しいブラッシング方法などが定着しているのでは」と話した。また加藤会長は「従来の検診はむし歯を見つけることが目的の”治療”が主体だったが、今は”予防”が中心になっている」と指摘した。
一方で反省会では、検診を担当した会員から、「これまで歯医者に行ったことがない、という人もいた」との報告もあり、「そういう人に、いかにして足を運んでもらうか」と、今後の課題についても話し合っていた。
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