6月2、3日に横浜産貿ホールで開催された(一社)神奈川県洋菓子協会主催の作品展で「プチ・フルール」のパティシエ・飯田知志(さとし)さん(23)=人物風土記で紹介=が、第3部プティ・ガトー部門で2位にあたる同協会会長賞を受賞した。
パティシエの技術向上や洋菓子の魅力を伝えることを目的に毎年行われている同展。デコレーションや飴細工、マジパンなど8部門に分かれており、今年は138作品が出品された。
プティ・ガトー部門は焼菓子1点を必ず含む4作品を出品するもので、飯田さんを含め29人が参加。今年はNHK連続テレビ小説『まれ』にちなみ、ドラマの舞台として登場する横浜市と石川県輪島市、NHKが協力し、「輪島の塩」を1作品に必ず使用する、という特別課題も与えられた。
飯田さんはチーズケーキ=写真左から3点目=のクッキー生地に塩を使用。当初は焼菓子に使う予定だったが、「チーズケーキの試作を重ねる中で、塩を入れたらまとまるかと思い、方向転換した」と明かす。受賞については「嬉しい。アドバイスをくれた先輩方にも感謝でいっぱい」と喜ぶ。
同展の各部門入賞者上位5人は、今秋開催の「2015ジャパン・ケーキショー東京」(日本洋菓子協会連合会主催)にも出品する。飯田さんは「次へのイメージをふくらましている」と意気込みを見せている。
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