港南消防署 初期消火器具3基に 大平さん2度目の寄贈
港南消防署(名取正暁署長)で6月4日、芹が谷在住の大平力藏さんが「スタンドパイプ式初期消火器具」を同署に寄贈し、同署から感謝状を手渡された。
同器具はマンホール内の消火栓に設置するだけで消火活動ができるようにするもので、初期消火に役立つ。港南火災予防協会の会長も務める大平さんは、14年9月にも個人で同器具を寄贈しており、今回が2基目。これにより、同署では3基を保有することになった。
名取署長は「個人としても協力してもらい、心強い。火災時は初期消火がとても重要。区民に知って触れてもらい、普及につながれば」と感謝を伝えた。
大平さんは「減災行動は遅れている。(同器具が)備えの一助になり、自分たちの街は自分たちで守るという地域の意識が高まれば」と強調していた。寄贈された同器具は今後、訓練などでも使用される予定だ。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|